<2006年の山>
◆標高1472mの楽古岳は日高南端に位置し、三角形の山が多い南日高の中では神威岳と共に
よく登られている山で、男性的な山として夏道に付けられた数少ない山の一つ。様似方面から見
るとラッコが頭をもたげているかのように見える。
所在地 | 山岳名 | 標高 | 登頂日 | 一言 |
北海道 | 幌尻岳 | 2052m | 06/07/11 | 悪天候で敗退 |
楽古岳 | 1472m | 06/07/13 | 登山口から日高名物尾根の急登がはじまる | |
長野県 | 南木曽岳 | 1679m | 06/04/25 | ブナ、ミズナラの原生林におおわれた尾根歩き |
天然公園 | 1580m | 06/06/21 | 田立の滝をめぐる道を粒栗駐車場から登る | |
岐阜県 | 誕生山 | 502m | 06/01/22 | いわくありげな山名、低山ながら展望は良い |
御岳山 | 3067m | 06/08/05 | 登山口の「濁河温泉」で一休み | |
白山 | 2702m | 06/08/24 | 花が豊富で地元の人気は高い。「白山温泉」 | |
十二ヶ岳 | 1327m | 06/10/26 | 北アルプスの冠雪時がベスト | |
白草山 | 1641m | 06/12/06 | 黒谷林道からの尾根歩き | |
愛知県 | 寧比曾岳 | 1121m | 06/01/26 | 足助町の東端に位置し、足助町の最高峰 |
筈ヶ岳 | 985m | 06/01/26 | 雪で敗退 | |
夏焼城が山 | 889m | 06/08/24 | 稲武町の中央に位置し円錐形の整った山容 |
日高南端の“楽古岳”に登る
ルートの紹介
◆千歳空港からいつものメンバーで日高へ向かう。国道235号線沿いはサラブレッドの生産地で、あちこちで馬の姿が見られる。
この時期は一番安定した気候に恵まれることになっていたが、今年はすっかり狂ってしまい目的の幌尻岳は悪天候で敗退。予定を変更し日高南端の楽古岳に登ることとし、「襟裳岬」まで移動し、ゼニガタアザラシまで見物して様似町の「民宿駅前」に向かった。
民宿を早朝に出発、国道236号線に入り上臼杵で楽古岳山荘の標識を右折し、メナシュンベツ川右岸沿いの林道を進み楽古山荘に向った。
山荘前でメナシュンベツ川を渡渉し、川に沿った河畔林の中を進み上二股で沢から離れ尾根に取付く。尾根に取付迄に渡渉が数回あるが、水量は少なく膝下程度ですんだ。
尾根に取付きジグザグに登っていくと標高600m付近から日高特有の急登がはじまる。この急登も一旦緩やかになるが再びの急登で登りきると肩に出た。肩からは細い稜線を進み25分程で標高1472mの楽古岳山頂に着いた。下山後は「静内温泉」でのんびり汗をながす。
楽古山荘
メナシュンベツ川最後の渡渉地点
登山口