<愛知県の山>

                   寧 比 曾 岳
                  夏 焼 城 ヶ 山

足助町の最高峰“寧比曾岳”に登る

ルートの紹介
東海環状自動車道豊田藤岡インターで山友達と待ち合わせ8時に出発。国道153号線で大多賀峠に向かった。登山口近くに車を止め山道に入る。

しばらく薄暗い植林地の道を歩くことおよそ40分ベンチが置かれている場所に出た。
5分ほど休憩し歩き出すと100段強もある丸太の階段が続き、所々アイスバーンの登山道は軽アイゼンが必要になるがあいにく用意がなく歩きずらい。

寧比曾岳への道は南に続く道を登って行く。樹林は山頂まで続きやがて途中から明るい雑木林に変わり登山道の先に東屋が見えはじめると元気が出る。登りきると標高1121mの寧比曾岳山頂に着いた。
付近は一面雪が積もっていて風が冷たく感じ、テーブルにザックを降ろすとコンビニで買ったオニギリとポットのお茶をだした。K氏はバーナーでカップラーメンの用意を始めている。

しばらく風景を楽しんだ後筈ヶ岳に向かった。東方向に山頂が見え広い道を進むが積雪の為予定を変更、途中で引き返し慎重に下山した。

ルートの紹介
愛知県稲武町の中央にある夏焼城ヶ山は標高889m標高差は約374mで気軽に登れる山である。その名のとうり武節谷の諸城を治めた夏焼城があったとされる。

稲武町から国道158号線でおよそ10分喫茶店の前に登山道の案内板があった。入り口は個人の所有地らしく猪除けの出入り口を開いて登山道に入る。旧飯田街道との分岐から人登りで「山の神様、行者様」の案内が現れる。
やがて物見岩を過ぎ徐々に急な尾根道を行くようになり、登りきると夏焼城ヶ山山頂に着いた。周囲は林に覆われた森で北方向が開けていて恵那山、御嶽山を眺められる。

頂上からの下山道は井ノ入りコースと名付けられている。わずかな登り下りを繰り返しながらブナノ木峠を越えてモリアオガエルが繁殖する池やミズバショウの湿地を眺めながらのんびりと降ると井ノ入り登山口に出た。
残りの歩行時間は30分ほどだろうか?時間はまだたっぷりあった。旧飯田街道を歩くと登山口に出た。下山後は稲武温泉「どんぐりの湯」で汗を流す。

ブナの木峠への分岐

夏焼城ヶ山山頂

◆コースタイム/夏焼登山口(45分)物見岩(15分)夏焼城ヶ山山頂(20分)ブナの木峠(25分)
          井ノ入り登山口(20分)地蔵峠(35分)夏焼登山口
所在地MAP

◆コースタイム/大多賀峠(35分)第二休憩所(25分)寧比曾岳(50分)大多賀峠
所在地MAP

◆標高1121mの寧比曾岳は足助町の東端にあり、山名の由来は定かではないが、山頂は整備
された東海自然歩道の恵那コースと犬山コースが分岐する三叉路にある。大多賀峠からのコ
ースはアプローチが比較的短くて足助町の最高峰に登ることが出来る。

◆夏焼城ヶ山は信州伊那谷と尾張三河をむすぶ三州街道と美濃街道が交わる現在の稲武町
の中央に位置し、円錐形の整った山容。北側山腹の浅間神社境内には鉱泉が湧き出し古くか
ら霊泉として知られていた。登山ルートは「夏焼ルート」と「大井平浅間ルート」があり、いずれの
コースも同じような時間で山頂に立つことが出来る。

大多賀峠からの展望

鉄階段の登山口

夏焼ルート登山口

山頂より御岳山方面