<長野県の山>
南木曽岳 |
ルートの紹介
◆南木曽岳への登山は尾越集落の南木曽キャンプ場からの周回コースと南木曽町上ノ原から
入山する二つのコースがある。今日は南木曽キャンプ場から登るコースを選んだ。
最近は余程辺ぴな登山口に行かない限り現地周辺にコンビにがあって、朝早く手に入るオニギ
リは山行にとってありがたい。国道19号線から国道256号線で南木曽キャンプ場に向かった。
駐車場に車を止めゲートから山道に入る。登山口は林道を20分程で指導標があった。山腹を
登りだししばらく歩くと下山道との分岐から沢沿いの道を大きな岩を眺めながらのんびり歩く。
「喉の滝」を過ぎると水場のある「金銘水」に出た。沢沿いの道はすぐ沢から離れ、尾根に張り
付く道となる。森の風景も変わりコヤマキの巨木が生える原生林の急な尾根道をジグザグに登
って行く。
登山道の先に「カブト岩」が見えはじめた。ここまでおよそ2時間歩いたことになる。相変わらず
尾根道が続き約20分で標高1679mの南木曽岳山頂に着いた。周囲は林に囲まれていてまだ
一面雪が積もっている。少し行くと視界が開け大岩に出た。昼食には最適の場所でようやく弁
当を使った。
ルートの紹介
◆長野県南木曽町にある田立の滝の頂上一帯にはなだらかな平原が広がっていて東海の百山
にも紹介されている。6月の第3週目は天然公園に出掛けた。ここは20数年前に訪れた場所で私
とって懐かしい山である。
中央自動車道土岐インターで山友達と待ち合わせ長津川インターから1時間30分林道を進むと粒
栗駐車場に登山道の案内板があった。30分程で最初の「らせん滝」の水音が聞こえてきた。途中
の景色も良い。ゆるやかに続く登山道を「洗心滝」「霧ヶ滝」を眺めながらのんびりと歩く。
やがて高さ96m最も大きな「天河滝」が現れる。渓谷沿いのコースは橋を歩く箇所が多く慎重に進
む。ここまで歩いて1時間コースの半分を歩いたことになる。
三人ともザックを降ろししばらく景色を楽しんだ。不動岩との分岐を過ぎて急な尾根道を登りきると
広い林道に出た。道端にはフキ、コシアブラ、タラノ芽等食用となる山菜が沢山生えている。
林道の終点から約30分木道が敷きつめられた湿原を回り込むと標高1580mの夕森天然公園に着
いた。さっそくカメラのシャッターをきり展望台に向かった。ここからの眺めは素晴らしく登ってきた
かいがある。定番のコンビニの昼食だが簡単で手軽である。
◆南木曽岳は主峰が二つの双耳峰で、江戸時代から修験者の修行の聖地として登られ、北と
南からの登山道がある。南側の尾越からのコースは中腹まで車が入りアプローチが比較的短
くて山頂に登ることが出来る。展望台からは南アルプスの展望が味わえる。
◆標高1560mの夕森天然公園は、古くから田立の滝と呼ばれいくつもの滝をかけて木曽川に
注ぐ。大滝川の渓谷からのコースは随所に橋がかけられ、山腹を緩やかに蛇行して登る。展
望台からは木曽田立の山々を一望できる。
変化に富んだ景観をもつ“南木曽岳”に登る
登山口
南木曽岳山頂
鎖場付近
登山口ゲート
田立ノ滝随一の天河滝
標高1580mにある天然の庭園を歩く