蔵王山
標高250mの蔵王山は愛知県田原市に位置し、三河国定公園の一部になっており、山頂まで道路が通じている。麓の「権現の森」からハイキングコースもあって四季を通して楽しめる。2002年(平成14年)に風力発電機の風車が設置された。標高は低いが頂上から三河湾の展望は良く、天気の良い日には富士山まで望める。 
   
   
 蔵王山 蔵王山から三河湾 
所在地MAP 地図リンク
 ルートの紹介
稲荷山、藤尾山でミニ縦走を楽しんだ翌月、またまた田原市の蔵王山へ出かけた。渥美線・田原駅から市博物館を目標に権現の森に向かう。途中渡辺崋山の旧居だった「池ノ原公園」がある。中へ入って行くとかなり広い。

崋山像がこちらを向いて立っていた。権現の森の長い石段を上がり、熊野三所権現が祀られている境内から「せせらぎ橋」を渡り山腹を登って行く。八合目の愛染明王の前まで来ると初めて展望が開けた。

巨大な風力発電機のゴウゴウという音が聞こえてくる。四等三角点は展望台の北側にあった。帰りは権現の森から笠山を眺めながら行って「汐川干潟」を見物、三河大橋を渡って終点の老津駅に向かうのだが、かなり長く感じた。
           
     
 四等三角点  蔵王山山頂 笠山 
           
「老津公園」 で「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」と詠んだ辞世の句と、芭蕉が奥の細道の旅を終えて、大垣から船で桑名へ下る時に詠まれたという「蛤のふたみにわかれ行く秋ぞ」という有名な芭蕉句碑を見かけた。
           
   
 風力発電機 熊野三所権現 
   
渡辺崋山像 汐川干潟案内板 
     
 蛤のふたみにわかれ行く秋ぞ 旅に病んで夢は枯野をかけ廻る  汐川干潟
     
 池ノ原公園・紅梅  権現の森 せせらぎ橋