鎌ヶ岳
鎌ヶ岳は三重県菰野町と滋賀県甲賀町にまたがる標高1161mの均整のとれた三角形の山で、登山意欲をそそる。。山全体が花崗岩からなり、風化が進んでいて 一部滑りやすい。途中で巻道と直登ルートに分岐するが、山登りの醍醐味はやはり直登コースだ。
   
   
 鎌ヶ岳北面のガレ場 鎌ヶ岳山頂 
 コースタイム/武平峠登山口(30分)小尾根(30分)鎌ヶ岳山頂(50分)武平峠登山口
所在地MAP 地図リンク
 ルートの紹介
東海の百山も残り19座となった。今年中にやっておきたい目標を立て、10月下旬一人ブラリと鎌ヶ岳へ出かけた。今日は少し楽しようと思い、比較的短時間で登れる武平峠からのコースを選んだ。標高差はわずか399mで済んでしまう。

四日市市付近にさしかかると一番に眼に飛び込んでくる山が御在所岳と鎌ヶ岳だ。三角形をした美しい形を見せてくれた。自宅から2時間半とかなり遠かったが、県道477号線で菰野町の集落に入ると「道の駅菰野 ふるさと館」がある。ここでトイレを済ませ、ついでに飲み物を買った。

武平峠に向かう途中、道路沿いは登山者の車で大変な混雑だ。ようやく駐車場を見つけホットした。天気予報では快晴のハズだったが、朝から雲が多くとうとう小雨まで降ってきた。様子をみているとたいしたことでもなさそうで、準備して出発。
           
     
山頂の祠   山頂広場から鎌尾根方面 鎌尾根 
           
◆ 武平峠からしばらく快適な尾根道が続いて気分の良いと所だが、徐々に傾斜がキツクなってくる。ほんの30分程で前方に鎌ヶ岳北面のガレ場が大きく見え始め、標高1000m付近は紅葉が始まっていた。

登山道の途中に「右巻道 左直登」の案内板があって道が分かれている。迷ったがこの際登りは直登ルートを選んだ。滑りやすい急な傾斜の鎖場を登りきると、そこが鎌ヶ岳山頂だった。

北に見えるのは御在所岳、そして入道ヶ岳から続いている鎌尾根一帯の眺めは実に素晴らしい。帰りは巻道を下った。こちらの道はたいした難所もなさそうでゆっくり下った
           
   
 山頂直下のクサリ場 入道ヶ岳から続く鎌尾根 
   
 滑りやすいガレ場 御在所岳 
   
 鎌ヶ岳の撮影ポイント 紅葉 
     
 武平トンネル手前に登山口  武平峠 最初は快適な尾根道