大日ヶ岳
 標高1709mの対日ヶ岳は岐阜県奥美濃の最奥に位置し、山名は泰澄大師が白山開山の折、夢の中に現れた対日如来を祀ったこと由来している。三つの登山道があるが、山登りの醍醐味はやはり展望の良い桧峠コースだ。尾根を登りきった鎌ヶ峰から白山連峰の見晴は素晴らしい。山頂には方位盤が置かれ山座同定を楽しむの良い。
   
 鎌ヶ峰から大日ヶ岳 大日ヶ岳山頂 
コースタイム/登山口(1時間10分)ゴンドラリフト終点(1時間)水後山(30分)鎌ヶ峰(1時間20分)大日ヶ岳山頂(2時間)ゴンドラリフト終点(1時間)登山口 
所在地MAP 地図リンク
 ルートの紹介
大日ヶ岳は一度見たいと思っていた。何年か前になるが、はじめから頂上まで行くつもりはなく山友達を誘って桧峠からもう少し登って水後山(1558m)まで行って引き返したことがある。出来るだけ楽しようと思い、ウイングヒルズ白鳥のゴンドラを利用すると一気に標高1350mまで運んでくれる。

これがスキー場のある山のおもしろいところだが、あいにく運行開始は一か月先だった。東海北陸自動車道・白鳥ICから30分、国道314号線を桧峠に向かう途中、有名な「阿弥陀ヶ滝」がチラリと見えた。

10時25分桧峠から歩き始め、ゲレンデに出るとワラビが沢山生えている。行きがけのダチンにワラビ狩りを楽しみながらゴンドラ山頂までおよそ1時間、腹ごしらえをして小1時間も登りをやると標高は1600mを過ぎたろうか?最初のピーク・水後山だ。ここまで来ると鎌ヶ峰から大日ヶ岳に続く稜線がハッキリ見える。
           
     
 大日ヶ岳山頂  三角点 大日如来 
 あいかわらず細い尾根道は続き、傾斜はかなりきつかったが、鎌ヶ峰(1669m)から見る白山連峰の眺めは実に素晴らしい。頂上はすぐ先だが、最後の傾斜もキツイ登りなので、休み休み進みかなりの時間と体力を使った。

大日ヶ岳の山頂部は広々とした台地で、展望が広がり大日如来が祀られていた。あとは麓の「満天の湯」へひたすら下るだけだ。体重は2kgばかり減っていたようだが、それもすぐ元に戻ったしまった。
           
   
鎌ヶ峰から白山連峰  鎌ヶ峰 
   
登って来た稜線を振り返る  水後山から鎌ヶ峰 
   
 鎌ヶ峰から大日ヶ岳に続く稜線 水後山 
     
 桧峠登山口 ゴンドラリフト小屋からゲレンデ  ゴンドラリフト小屋