三峰山
 標高1235mの三峰山は奈良県宇陀郡御杖村と三重県飯高町の県境に位置し、三峰山脈の主峰である。奈良県側からは「みつえ青少年旅行村」に登山口がある。八丁平から三重県側の展望は良く、四季を通じて楽しみたい山だ。春にはシロヤシロの花をたのしめる。樹氷の景色を楽しむなら厳冬期に登りたい。
 三峰山脈のピーク「三峰山」に登る  
   
 休憩所から三峰山 三峰山山頂 
コースタイム/登山口(30分)休憩所(45分)避難小屋(25分)三峰山山頂(2時間)登山口 
 所在地MAP地図リンク
ルートの紹介 
12月の第1週目は、バスツアーを利用して一度見たいと思っていた三峰山脈のピーク・三峰山を目標の山とした。三峰山脈の山々は標高1000m前後と低いが、高見山や三峰山は厳冬期には樹氷が見られることで知られ、山渓にも紹介されている。
自宅近くのコンビニでオニギリと行動食を購入、準備して出発。この時期 昼食に冷えた握飯なんか考えものだが、日頃から食べ慣れており、行程を考えるとゼイタクなど言っていられない。三重県側の「ゆりわれコース」登山口は、林道の一部が崩れ去って通行止めの為、名阪国道・名張ICから国道368号線で50分「道の駅 伊勢本街道 御杖」でトイレ休憩をとって奈良県御杖村の「みつえ青少年旅行村」へ向かった。

日帰り登山の場合は片道2時間で登山口に立つのが理想だろうが、かなり時間がかかった。登尾ルートを進み、三畝峠を越えて三峰山〜八丁平〜三畝峠〜新道峠を下りる距離およそ10.5km、4時間半かかる周回コースだ。登山口から山道へ入って行くと、しばらくの間はジグザグの道が通じていて休憩所まで来ると正面に三峰山が見え始めるがガスっていてはっきりしない。
           
     
 倶留尊山  八丁平 三峰山山頂
           
 1時間半も登って行くと不動滝からのコースが出てくる。風が冷たく避難小屋で昼食を摂って小休止。腹ごしらえをして明るい尾根を25分も登りをやると頂上に来た。三峰山の山頂部はチョットした広場で、眼下に神末集落その左に倶留尊山が見える。朝から雲が多かったがこれだけ見えれば上出来である。

山上はかなり冷えるからウエアーを着込んだ。一等三角点を確認し、この後の「八丁平」は時間もあまり無いだろうから素通りして下山にかかる。
三畝峠から新道峠を廻りこんでアップダウンを繰り返しながら進み、登山口に出るまで少し手間どったが、三峰山の北にある「曽爾高原温泉 お亀の湯」は11月に倶留尊山へ登った帰りにあった温泉で、効能を見ると筋肉痛、関節痛などとあるから具合が良い。いつか樹氷が見られる頃この道を歩いてみたい。
   
   
 登山道  八丁平
   
 避難小屋 登山道 
     
 不動滝コース分岐 登山道   三峰山山頂へ1600m地点
     
 曽爾高原温泉お亀の湯  みつえ青少年旅行村ゲート 三峰山登山口