笠原富士
標高417mの笠原富士は多治見市笠原町に位置し、頂上には小さな祠があってその中に浅間神社が祀られている。富士山に形が似ていることから笠原富士と呼ばれるようになった。標高は低いが、山頂一帯は「かさはら潮見公園」として整備され、展望も良く伊勢湾から御嶽山、白山まで望め、周囲の湿原 、薬草園も楽しめる。弁当を広げるのは三角点がある展望台が良い。
 多治見市第二の高峰<笠原富士>に登る  
   
 浅間神社 かさはら潮見公園展望台 
所在地MAP 地図リンク      
 ルートの紹介
毎日うっとおしい梅雨空が続いているが、1カ月ぶりの山登りは梅雨の中休みをねらって近郊の笠原富士へ出かけた。山頂一帯は「かさはら潮見公園」として整備され頂上まで車で簡単に行けてしまうが、今日はまだ歩いたことがない浅間神社からのコースを選んだ。
ナビを笠原小付属幼稚園にセットして自宅から30分も行った先に浅間神社参道の石柱があった。林道を進むとすぐ「花水樹ふれあい街道」と書かれた看板がある。この側が登山口となるのだが、今はあまり使われていない雰囲気だ。薄暗い参道を上って行くとかなり急な坂が続き、汗ばんできていい準備運動になった。

30分も登りをやると傾斜もゆるくなって鳥居をくぐり、しばらく行くと浅間神社の境内に出た。小さな神社で周囲は林に囲まれ展望はない。三角点名・笠原村はここより高い所にある。遊歩道を進むと、笠原富士の山頂部は広々とした台地状に開けていて気分のいい所で、展望台の西に柵に囲まれた二等三角点があった。土曜日だったが人影は全く無い。
           
     
 浅間神社からさえずりの小径を歩く 柵に囲まれた三角点・472m  太郎池 
 
         
 天気が良ければ伊勢湾、御嶽山、白山など360度のパノラマを楽しめるが、予測どおりの天気で景色はゼロだった。一休みして案内板を見ると、東西に散策コースが作られている。まず東の「かさはらの森」へ向かうと、湿原や薬草園があってお馴染みの薬草や珍しい花が咲いている。

ノンビリ歩くにはピッタリの場所だ。ササユリの季節には少し遅すぎたが、潮見公園を十分楽しんで管理棟まで戻り、南1kmにある大洞溜池まで行ってみたいと思ったが、次回の楽しみにとっておいた。帰りは「はるの森」に出て笠原小学校方面へ草だらけの斜面を40分も下って行くと登山口に出た。万歩計は8982歩と約3時間歩いた。
 
         
   
 タイサンボク  ブラシの木
   
 キキョウ オカトラノオ 
     
 浅間神社鳥居  案内板 かさはら潮見公園入口 
     
 浅間神社参道石柱  花水樹ふれあい街道の看板  登山道