寧比曾岳
標高1121mの寧比曾岳は豊田市足助町の北東に位置し、東海自然歩道の伊勢神方面の恵那コースと足助方面の本線コースに分岐する要所で、1年を通して楽しめ、頂上からの展望も良い。頂上から筈ヶ岳を経て金蔵連峠へ下るコースは東海自然歩道の楽しい山歩きとなる。 
三河高原の最高峰<寧比曾岳>に登る   
   
  寧比曾岳山頂 
 コースタイム/登山口(1時間)寧比曾岳(1時間5分)金蔵連峠分岐(5分)筈ヶ岳(1時間10分)寧比曾岳(55分)大多賀峠登山口
所在地MAP 地図リンク
ルートの紹介 
西三河の寧比曾岳は、たしか6年前に山友達三人で登ったことがあるが、もう一度ゆっくり見たいと思った。今日は出来るだけ高度を稼いで楽しようと猿投グリーンロード・力石ICから国道153号線を足助町に入り、今朝平を目標に右折し大多賀峠まで乗りつけた。ここから登るのが一番近道だ。登山口には9時に着いた。

これならたいした遅れではなく、ゆっくり景色を楽しめるはずだ。頂上まで標高差およそ300m、準備して出発。尾根を越えて1時間くらいかける。クマなんか居るはずもないと思うが、登山口に「ツキノワグマ出没注意」の案内板がある。クマの冬眠は3月末にあけるのが例年で、いままでクマの気配を感じたことは何度かあったが、出くわした経験は無い。

恐ろしいのは不意の出合で、念のため鈴をぶら下げてチリチリ音を立てながら進むことにした。しばらく林の斜面を上って行くと珍しい亀の甲石を見つけた。標高は1000mを超えただろうか?たいした傾斜ではないのでありがたい。前方に明るい雑木林が見えてきて開けた所に出ると東屋がある。寧比曾岳の山頂部は平らな広場でのんびり景色を眺めながら弁当を広げるにはピッタリの場所だ。
 
             
     
 筈ヶ岳山頂 寧比曾岳山頂付近   東屋
 
             
 地図を見るとこの辺りは東海自然歩道が通じていて、富士見峠を越えて南へ下ると五六橋から段戸湖へハイキングコースがつながっている。西にここより低い筈ヶ岳があるので行ってみても良いが、その分帰りの登りが増えることになる。迷ったがここからほんの小1時間ですんでしまう。来たついでに筈ヶ岳まで行って昼食としよう。

ドンドン下って行って金蔵連峠の分岐から斜面を上って行くとそこが筈ヶ岳だった。時間はタップリある。食料は定番のコンビニで購入したオニギリ二個。ガスバーナーでお湯を沸かしインスタントの味噌汁を入れると豪華な昼の献立となる。三角点を確認し、帰りは同じ道だから気楽なものだが、それでも寧比曾岳まで戻って来るとケッコウ時間と体力を使った。
 
             
   
 寧比曾岳から筈ヶ岳 山頂直下 
   
寧比曾岳へ20分  登山道 
     
 登山道 亀の甲石  大多賀峠登山口