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中央アルプス千畳敷 |
標高2912mの中央アルプス千畳敷は宝剣岳の南東斜面を氷河がえぐったカールで、積雪がある山と言うと敬遠されがちだが、麓のしらび平から千畳敷ロープウエイを利用すれば高低差950mを7分30秒で駆け上がる。終点から遊歩道が整備され、一周50分程のハイイングコースが楽しめ意外と歩きやすい。この時期天候が急変する山塊なので装備には万全を期したい。 |
早春の中央アルプス<千畳敷>に登る |
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雪に埋もれた案内板 |
所在地MAP |
ルートの紹介
◆長野県の駒ヶ根高原スキー場の奥に標高2956mの木曾駒ヶ岳がある。自宅付近からも中央アルプスの白い峰々がくっきり綺麗に見える。遠くから眺めるだけでもケッコウ素晴らしいが、一度冬山の雰囲気を味わいたいと思い、バスツアーを利用して、中央自動車道・駒ヶ根ICから10分、マルスウイスキー工場で下車すると約2時間半で着いた。
このコースにはしらび平駅から駒ヶ根ロープウエイで千畳敷駅まで行くオプションが付いている。川沿いの遊歩道を歩いていって「こまくさ橋」を渡ると菅の台バスターミナル。この時期予想通り駐車場に車は少ない。かなり割高だが、乗車料金2660円を支払いバスでしらび平に向かいロープウエイに乗るとほんの8分程で標高2613mの千畳敷まで一気に上がってしまう。
積雪がある山というと敬遠されがちだが、千畳敷に立つと見上げるような角度で一面雪に覆われた千畳敷カールが間近に見えるには初めてで感激である。サギダルの頭から宝剣岳にかけての稜線は素晴らしく、はるばるやって来た甲斐があったというものだ。八丁坂の右にかすんで見えるには伊那前岳だろう。 |
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千畳敷駅広場 |
温度計はマイナス4度 |
ツララ |
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◆ カールを見下ろすと人影は全く無い。居合わせた指導員の話では千畳敷付近の積雪は2m以上あって、雪で埋もれてしまった駒ヶ岳神社の鳥居に腰と下ろしているふとどきな連中もいるらしい。全くあきれてしまう。温度計はマイナス4度で風が冷たくかなり冷えるからホテル千畳敷のレストランで熱いコーヒーを注文、一息いれた。
メニューを見ると名物のソースかつ丼もある。駒ヶ岳神社に参拝したところで、時間は12時半を廻った。あまりのんびりしていられないからピストンで下山にかかる。周囲を見ると重装備した数名の登山者を見かけた。山から下りてきて「駒ヶ池」から振り返ると宝剣岳はガスに吹かれてハッキリしない。万歩計は8953歩とかなり歩いた。 |
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サギダルの頭から宝剣岳の稜線 |
駒ヶ岳神社の向こうにサギダルの頭 |
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千畳敷から南アルプス方面 |
千畳敷から伊那前岳 |
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ホテル千畳敷レストランのソースかつ丼 |
案内板 |
ホテル千畳敷 |
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こまくさ橋 |
駒ヶ池 |
駒ヶ池 |
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