東谷山
標高198mの東谷山は名古屋市守山区と瀬戸市の境に位置し、頂上には熱田の奥の院と言い伝えられる尾張戸神社が祀られていて、古くから信仰の山として登られていた。登山道は良く整備され、西山麓にかけて東谷山古墳群がある。名古屋市の最高峰だけあって展望は良く、夜景のスポットとしても知られている。散策路登山口に「東谷山フルーツパーク」があり熱帯果樹温室は必見。寄道したい場所だ。 
名古屋市の最高峰<東谷山>に登る       
   
  尾張戸神社 
コースタイム/東谷山フルーツパーク(30分)尾張戸神社鳥居(15分)東谷山山頂(30分)散策路登山口 
所在地MAP地図リンク       
ルートの紹介 
愛岐三山で縦走を楽しんだ後今年は寒波が厳しくハッキリしない日が続いていたが、天気の良い日をねらって名古屋市の最高峰・東谷山へ出かけた。山自体の標高は198mと低いが頂上からの見晴は良い。登山口の東谷山フルーツパークには9時に着いた。
ここから散策路をほんの30分も上がって行くと着いてしまう。運動としてはあまりキツクなさすぐるから、むしろ東側の十軒道参道から登っていって散策路を下って行った方が変化があって面白いと思い、車道を数分も歩くと表参道の前に出てくるが、そのまま素通りし愛知用水に架かる志水橋を渡り十軒町の三叉路から山に向かうと正面に尾張戸神社の鳥居が見えてくる。
駐車場から十軒道へは曲り角の要所に案内板があって迷うことはない。ここまでおよそ30分、体も程よく温まってきていいウオーミングアップになった。尾張戸神社は千年以上の歴史がある熱田神宮の奥宮で、鳥居の奥に向かって当時の面影を残す十軒道参道が続いている。しばらく林の石段を上って行って「中社古墳」からの道が出てくるとすぐ山頂になる。スペースは思ったより広く、東谷山古墳群があることでも知られている。
 
         
     
 山頂から猿投山 展望台  尾張戸神社本殿 
 
   
 この山には三角点があるが、探してみてもどこにあるか分からない。参拝を終えたところで下山するには時間はタップリある。境内に不自然な電柱らしきものがニュッキリ立っていて雰囲気はあまり良くない。最近まで紅葉の時期にライトアップされていたそうだが、今は夜景のスポットとしてガイドブックにも紹介されている。

夜になるとわざわざ夜景を見にやって来るらしい。散策路を30分も下って行くと東谷山フルーツパークだ。途中「中社古墳」「南社古墳」に寄道しながら駐車場まで戻ってきて万歩計を見ると6,582歩、約4km歩いた計算になった。世界の熱帯果樹温室があるので、入園料300円を支払いのぞいてみた。パンンの木、レイシの木、コーヒーの木などなどこれこそ熱帯果樹でカメラを押しながら30分ばかり道草してしまった。
 
         
   
 展望台から庄内川、春日井市方面  尾張戸神社境内
     
 狛犬の親子  中社古墳 南社古墳 
     
表参道   十軒道参道鳥居  十軒道参道