弥勒山・大谷山・道樹山
弥勒山、道樹山、大谷山は愛岐三山とも呼ばれ愛知県春日井市と岐阜県多治見市との県境に位置し、南北にゆるやかな峰々は美しい姿を見せ四季を通して楽しめる。標高はいずれも400m程度と低いが、のどかな里山として人気がありのんびり歩くには最適ある。弥勒山頂上から御嶽山、中央アルプスの展望が素晴らしい。 
のどかな近郊の里山<愛岐三山>に登る   
   
  弥勒山山頂の東屋 
 コースタイム/駐車場(20分)細野キャンプ場登山口(45分)道樹山(20分)大谷山(20分)弥勒山(35分)林道出合(40分)駐車場 
所在地MAP 地図リンク  
ルートの紹介
自宅から30分も行った春日井市緑化公園から弥勒山、大谷山を越えて道樹山まで行く距離7km、3時間かかるコースは散歩気分でトレッキングを楽しめ、西側の築水池からは弥勒山、大谷山を遠望できる。

スタートの植物園から細野集落を抜けて細野キャンプ場〜縁者不動の滝〜道樹山〜大谷山〜弥勒山から植物園へ戻る周回コースを選んだが、谷コースは昨年の台風で崩れさって通行止めになっている。すぐ脇の尾根コースに入りしばらくシダが多い登山道を進むと信仰の山らしく石碑や師女龍神が祀られたいた。

徐々に傾斜がキツクなってくるが、ほんの45分ほどで台地状に開けた所が見えてきて休憩所まで来ると尾根が出てきた。道樹山の山頂部は林に囲まれた広場で御岳神社が祀られている。ここから西に続く尾根を進むのだが、東海自然歩道の快適な尾根道が続く気分のいい所だ。登山者とすれちがいながら20分も行くと大谷山。この山には三角点がある。
 
         
   
 道樹山山頂 大谷山山頂  弥勒山山頂 
 
         
 開けた向こうに見えるのは尾張三山、そして入鹿池だ。コース全体としてはあまり眺望が無い登山道だが、林の中を天気の良い日に落葉のカサコソたてる音を聞いて歩くのもいいもので、途中植物園や甘原からのコースが出てくる。

急な坂を登りきった弥勒山頂上から今まで林に隠れて見えなかった御嶽山や中央アルプスが突然現れた。西側には濃尾平野を見下ろせる。カメラのシャッターを押して幸い風もなかったからしばらく景色を楽しんで、帰りは内津峠方面へ下っていって31番の指導標を目標に西尾根を進むと林道出合の「大理石露岩」の案内板に出てくる。ここまで来ると駐車場は近い。
山から下りてきてこの後、築水池まで行ってみた。ツアーハイキングは前の人について行くだけだから気楽なものだが、電車を利用して熊野古道・馬越峠から天狗倉山へ行ってくる。
 
         
   
 弥勒山から伊吹山 大谷山から尾張三山、入鹿池 
           
     
 サルノコシカケ ヤブコウジ  道樹山山頂へ40分 
     
 尾根コース登山道 師女龍神  細野キャンプ場入口