守屋山 
標高1650mの守屋山は諏訪市、茅野市と伊那市高遠町の境に位置し、昔から雨乞い祈願の山として崇められてきた。南アルプスの最北端にあるだけに展望は良い。積雪がある山というと敬遠されがちだが、登山道は意外に歩きやすく、外気が冷えている分、山並みの景観もクッキリきれいに見える。雪道の登山道も軽アイゼンを用意すれば安全に歩ける。    
南アルプス最北端<守屋山>に登る  
      
 東峰から西峰 守屋山山頂    
◆ コースタイム/駐車場(50分)登山口(1時間)東峰(20分)守屋山山頂(1時間)登山口(35分)駐車場   
所在地MAP 地図リンク   
ルートの紹介 
11月下旬、1ヶ月振りにH氏から来週あたり雪山を見に守屋山へ行きませんか?と誘ってくれた。3000m級の高山には新雪が着いて自宅付近からも冠雪した御嶽山や中央アルプスの美しい姿を見る見ることができる。下から眺めるだけで登らなくても素晴らしい。この機会に守屋山から山岳風景を楽しみたいと思った。8時に出発すれば11時半には登山口に着けるはずだ。

H氏のラッシュに乗り換え中央自動車道・伊那ICから1時間、国道152号線沿いの杖突峠へ向かった。途中駒ヶ根SA付近にさしかかると木曾駒ヶ岳が大きく見え始めた。駐車場からしばらく山道を登って行くのだが、今年はたまたま雪が少なかったようで、いくら上っても雪は少なかったが、登山口まで来るとかなりの雪がベッタリ積もっていた。

踏み固められた道は思ったより歩きやすく、1時間ばかり雪の斜面を上って行くと「胸突坂」に出て直登するがかなり急で、これを登りきると東峰。今年は寒波が遅く冷気もそれほど気にならなかったが、このところかなり冷え込んできた。守屋山の標高は1650m。念のため軽アイゼンを用意しておくべきだったが。
   
 
         
        
 山頂付近 守屋山東峰 山頂直下       
    
山頂から南アルプス遠望    
 
         
 ここからもう少し登って行って20分も行った先の西峰で昼食にした。正面に八ヶ岳が間近に見えるのは初めてで、左に蓼科山、そうなるとその向こうに見えるのは浅間山だろう。眼下に諏訪湖が見える。頂上には30分も居れば満足する。
山上はかなり冷えるから展望を楽しんで下山にかかる。下山道は予想通り滑りやすく慎重に下ったので大分時間を損しているが、駐車場まで戻ってきたら3時だった。あさっては鈴鹿•仙ヶ岳へ行ってくる。体調もいいから丁度良い。
   
                 
    
山頂から八ヶ岳       
      
 蓼科山
東峰から諏訪湖       
        
 胸突坂  休憩所  登山口