母袋烏帽子岳
標高1340mの母袋烏帽子岳は岐阜県大和町に位置し、母袋スキー場に登山口がある。のんびり歩くには最適で、自然の豊かさを色濃く残す山歩きになる。この時期雪に覆われた白山や御嶽山、乗鞍岳まで望め紅葉の季節には登りたくなる山である。近くには「古今伝授の里」もあって寄り道したい所で、下山後母袋温泉を楽しむのも一興である。
御嶽山が間近に見える“母袋烏帽子岳”に登る
母袋烏帽子岳山頂
◆コースタイム/登山口(50分)お助け水(50分)林道出合(20分)母袋烏帽子岳山頂(40分)お助け水(40分)登山口
所在地MAP
ルートの紹介
この時期どこへ行っても似通った景色ばかりで、どうしても展望のいい山を選んでしまう。どこというあてはないが、地図を広げ登山口を探していると中濃地方に母袋烏帽子岳がある。紅葉の季節には少し遅すぎるが標高1340m、標高差で言うと約540m。気軽に登れる山で、頂上からの眺めは大変良く朝から上天気で期待できる。

9時に東海北陸自動車道・美並I.Cで山友達と待合わせた。H氏のラッシュに乗換えて、ぎふ大和ICから県道318号線沿いのアウトドア母袋の看板を目標に左折しおよそ20分、母袋スキー場の奥に母袋烏帽子岳がある。広い駐車場が完備し、ぎふ大和ICからのアプローチも良い。
12月4日に初積雪の情報だが、雪は全く無くスキー場はオープンに向って準備中で登山者は我々だけだった。。キャンプ場へ続く林道を登って行くと終点が登山口となっている。

山頂付近 ブナの道 白樺の道

「お助け水」で小休止して、ロープが張ってある尾根を直登するとかなりキツイが、1時間もみておけば到着出来るはずだ。急な坂を登りきり、広い林道に出ると山頂まで60分の標識がたっている。小ピークまで来ると目的の山頂部が見え始めた。しばらく快適な尾根道と進み、背丈ほどある笹の道の斜面を登りきると山頂になる。

見上げるような角度で間近に御嶽山が見える。その左は乗鞍岳、北西には白山がある。12月上旬、山々には新雪がきていて美しい。時間も12時を回り、昼食を摂ってしばらく景色を楽しみ30分以上いた。帰りがけに「古今伝授の里」に寄り道してぎふ大和ICへ向った。

山頂から白山 山頂から御嶽山
山頂から乗鞍岳 山頂直下登山道
お助け水まで20m 登山道をゆく 山頂まで60分
母袋温泉スキー場 アウトドアイン母袋案内板 登山口