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◆11月上旬ようやく見頃になった四季桜と紅葉をねらって豊田市小原地区の「四季桜公園」に寄ってみると、道路脇に「泥打観音」と呼ばれる変わった名前の社がある。
しばらく道路沿いの坂道を上がって行って鱸氏ゆかりの西運寺や市場城址、廣園寺を見物、もう少し歩いて駐車場へ戻る周回コースを選んだ。市場城址ではほんの15分も上がって行くと石垣が見えてきて本丸跡に出た。
小さな城だが、室町時代、鱸氏が四代八十八年間に渡り居城としていた所だ。構造は山頂の本丸、その南に石垣が積まれ、西側には二の丸がある。帯曲輪、竪堀群、枡形門や家老屋敷跡の「さんざ畑」などが見られた。帰りがけに「川見四季桜の里」にも寄り道して紅葉と四季桜を二度楽しんだ。 |