京都散歩記Y
     
     
 舟乗場 茶店  渡月橋 
  ◆ ようやく京都迎賓館の参観証が届いた。毎年夏に一度だけ一般公開されているが、入館は15時からと時間制限があった。

とにかく普通なかなか行かれない所を見学できるチャンスだからと、この機会に京都見物をかねて出かけた。

京都にでると、まず四条大宮から嵐山へ向かい、大悲閣を訪れた。渡月橋を渡り、上流へ1キロばかり行った先の千鳥ヶ淵あたりに来ると元嵐峡館がある。

この脇が入口となっており、芭蕉の句碑があった。「花の山二町のぼれば大悲閣」と大悲閣(千光寺)まで二町の石段が続いている。
 
 保津川下りの屋形舟   保津川の右岸を歩く 
     
 大悲閣表道石柱  大悲閣入口  芭蕉句碑 
     
 大悲閣参道 花の山二町のぼれば大悲閣 芭蕉  大悲閣中門 
   長い石段を登りきると客殿に法衣姿で石割斧を持ち、片膝を立てている角倉了以の木造が安置されていた。

今年は了以400回忌にあたる。朝から台風の影響で雲が多かったが、眼下に保津川が流れ、ここから眺める京都市街一帯の眺めは絶景とされる。

芭蕉は嵯峨の落柿舎のころ、嵐山にはたびたび行って「六月や峰に雲置くあらし山」などという句も残している。

昼食は桂川沿いの「稲」で摂った。手桶湯ば御膳を注文、予想通りかなりうまい。。
 
 大悲閣(千光寺)   角倉了以木像 
     
 客殿 客殿から保津川   鐘楼
     
 中之島公園から渡月橋  手桶湯ば御膳 料亭 錦 
     
  京都迎賓館   
     
 
 しばらく中之島公園をうろついて、今日の目的地、京都迎賓館に向かう。

日本の伝統的な住居スタイルで、撮影禁止の場所もあったが、カメラのシャッターを押しながら「聚楽の間」「夕映の間」「藤の間」「桐の間」「琵琶の間」から庭園を通り抜けて1時間ばかりかけて見学した。

帰りがけに新島旧邸にも寄り道してこの後二条に出た。
 
 聚楽の間   夕映の間 
     
 夕映の間 比叡月映 夕映の間 愛宕夕照  藤の間 
     
 藤の間 型絵染屏風 藤の間  藤の間 
     
 桐の間 桐の間  桐の間 
     
庭園   和船 有職織装束