葛飾柴又
     
     
 新幹線から富士山  柴又駅前に寅さん  さくら
   
東京の面白さは歩いてみて初めて分かる。今回は葛飾柴又界隈を歩いてみた。

上野から京成電鉄で15分、高砂駅で乗換え約3分、京成金町線柴又駅で下車すると駅前広場にお馴染みのフーテンの寅さんがカバンを持って立っていてさくらもいる。

葛飾柴又へ行ってみたいと思ったのは映画「男はつらいよ」を初めて見た30代の終わり頃からで、参道を入って行くと、寅さんの実家「くるまや」のモデルになった「高木屋老舗」や安永年間創業の川魚料理「川千屋」がある。
 
 帝釈天参道    ハイカラ横丁
     
 ハイカラ横丁  高木屋老舗  名物草ダンゴ
   
名物の草ダンゴを食べ、参道を進むと正面に題経寺の山門が見えてきて境内に入って行くと、帝釈天の外壁には見事な木彫りが施されている。

回遊式庭園を見物し、裏の路地を行くと大正時代に建てられた「山本亭」がある。日本庭園に囲まれた和洋折衷の建物で、自由に中を見学できる。

「葛飾柴又寅さん記念館」にはくるまやのセットが原寸大で再現されていて、昭和30年代の帝釈天参道の町並みの模型や寅さんのスクリーンコーナーもある。
 
 高木屋老舗で買物    寅さんシリーズyamaのスタッフも通った大和屋
     
 山門  題経寺本殿  山本亭
 
江戸川に出ると夏目漱石の小説「彼岸過迄」の主人公が帝釈天を見てウナギを食べた川魚料理「川甚」があって昼食。

川の右手に北総線の鉄橋が見え、この下辺りが「男はつらいよ」のさくらと博の家があった所だ。土手を下って行くと矢切の渡しの看板が見え、江戸時代の初期まで遡り、今でも柴又から千葉県松戸間を渡し船が往復している。

渡船料200円を支払い千葉県松戸に入ると、細川たかしの歌で有名な「矢切の渡しの記念碑」があった。
 
野菊の小道と呼ばれる野菜畑の農道を進み、丘に登ると西連寺に出る。

境内には伊藤左千夫の小説「野菊の墓」の登場する銀杏の木の脇に「野菊の墓文学碑」が立っている。

この後上野公園、アメ横に寄って東京駅へ戻った。
 山本亭鳳凰の間    
     
 山本亭  寅さん記念館  くるまやのセット
     
 くるまやのセット  再現された町並みの模型  山田洋次ミュージアム
     
 川甚  川甚ウナギ  川甚黒澤明監督
     
 土手からスカイツリー  江戸川の渡し船  江戸川
     
 矢切の渡し碑  野菊のこみち  野菊の墓文学碑
     
 上野の西郷さん  アメヤ横丁  東京駅
     
KITTE   東京駅前夜景  東京駅夜景