日本橋・銀座界隈 | |||||
◆江戸・東京散歩だが、あまり広すぎて今回は東海道の基点・日本橋から銀座界隈を歩いてみた。まず歌川広重の東海道五十三次〔朝の景〕で知られる日本橋へ行ってみると、橋の上を首都高速道路がかけられてしまってどうしようもなく、うわさ通り雰囲気はあまり良くない。橋銘の“日本橋”は徳川慶喜の筆である。 中央通を北に進むと「八木長本店」「山本海苔店」「大和屋」など創業200年、300年の老舗がズラリと並んでいる。路地を入った所に「三浦按針屋敷跡の碑」が立っていた。千疋屋本店の喫茶でひと休みしたところで「日本銀行本店」向いすぐ前の「貨幣博物館」を見物した。 「COREDO日本橋」から東へ抜けたアネックス広場の一角に「白木屋名水の井戸の碑」があった。目の前の「たいめいけん」には行列ができている。名物のオムライスはふぁっとして美味しく評判通りの味であった。二階に上がると本格的なレストランがあるがどうも高すぎる。 中央通に出て八重洲通りとの交差点まで来ると、ブリジストン美術館の裏に「歌川広重の住居跡」の案内板を見つけた。15分も歩くと「「京橋跡」。今は埋められた三本の親柱が残っているだけだ。 |
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歌川広重・日本橋〔朝之景〕 | |||||
三越新館 | 日本橋 | 八木長本店 | |||
千疋屋総本店喫茶 | 大和屋 | 日本橋魚市場発祥之地 | |||
日本銀行本店 | 千疋屋ソフトクリーム | 三浦按針屋敷跡の碑 | |||
◆秋葉薬局には江戸名所百景に描かれた京橋三部作がガラス窓に張られたいた。中央通りを進むといよいよ銀座の中心に入って行くことになる。 ティファニーの店先には「銀座発祥の地」と刻まれた石碑。周囲は週末の歩行者天国だが、残暑が厳しいせいか人通りは少ない。時間はまだタップリあるから有楽町駅前まで行ってみると「イトシア」の東に大岡越前守の名が書かれた木片が出土した「南町奉行所跡」があった。 数寄屋橋公園には文字盤が顔になっていて、胴体にはニョキニョキ伸びるツノが特徴的な岡本太郎作「若い時計台」のオブジェが立っている。 |
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日本銀行旧館、新館 | たいめいけん | ||||
◆このあたりが数寄屋橋のあった所だ。四丁目の鰻屋「竹葉亭」や八丁目の天ぷらの「銀座天國」も立寄りたい店だが…。 四丁目交差点から10分も行くと池波正太郎もたびたび訪れ、チキンライスがお気に入りだった「資生堂パーラー銀座本店」がある。ここのオムライスも一度試してみたいものだ。 金春通りにあるビルの狭い隙間を入って行って「豊岩稲荷神社」に参拝。金春湯の隣は超高級寿司屋「銀座久兵衛」前には元禄時代創業の「銀座三河屋」がある。伝統の煎酒は卵かけご飯や冷奴が旨いらしい。 |
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COREDO日本橋 | たいめいけん・オムライス | ||||
京橋親柱 | 歌川広重住居跡の案内板 | 山本山 | |||
◆萬年堂の前を通り最後に建替え工事中の歌舞伎座まで行ってみた。完成は2013年春の予定である。 時間も15時を廻り小腹が減ってきて、東京メトロ銀座線で日本橋に出て、八重洲仲通りを入ってすぐの「日本橋やぶ久」へ入りソバを注文しようと決めた。味はちょっぴり辛めの江戸風味で、ちょこっと汁をつけすするのが正解のようだ。650円と日本橋の老舗としては安い。 店内は広くはないが落着いた雰囲気で、ソバで元気がでたところで帰路についたが、暑さでかなりバテた。万歩計を見ると17,651歩だった。 |
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ティファニー | 秋葉薬局 | ||||
銀座二丁目週末の歩行者天国 | 数寄屋橋跡の碑 | Everlyミニクラシックコンサート | |||
銀座四丁目 | 萬年堂 | 銀座発祥の地碑 | |||
南町奉行所跡 | 豊岩稲荷神社 | 銀座三河屋 | |||
岡本太郎作・若い時計台 | 日本橋やぶ久 | 日本橋やぶ久・もりそば | |||
竹葉亭銀座本店 | 八丁目天ぷらの銀座天國 | 有楽町交差点 | |||